■組合の主張・焦点■ 戻る

新年のあいさつ

福祉保育労大阪地方本部 執行委員長
泉谷 哲雄


社会保障の拡充へ大きく転換させる年に

新しい年が明けました。年末からの日本の有様をみると、新年を祝うことばを言うべきか、思わず躊躇してしまいます。

昨年のアメリカ発の金融危機は日本経済に深刻な打撃を与え、3万人に及ぶといわれる大規模な労働者の首切り、雇い止めが大企業を中心にすすめられ、就職内定の取消し、中小企業のかつてない倒産が起こっています。さらに、国民の命と健康・くらしを支えるはずの社会保障が、逆に生活苦と将来不安を増大させ、貧困を増大させています。

あたらしい年は、政治のあり方を変え、大企業から家計へ、税金の集め方と使いみちを大きく転換させ、社会保障の削減から拡充へと、大きく転換させる年です。そのことをきたる総選挙で、私たちの力で実現できる年です。

変革の年を祝って「あけましておめでとう!」