■組合の主張・焦点〜年頭あいさつ〜■ 戻る

あたらしい年をがんばりましょう

 若ものが多い。圧倒多数が女性。まじめで一生懸命に仕事をする。悲しいことに低賃金で長時間労働。でも、仕事のしがいをいっぱい持っている。多くの労働組合が組合員減のもとで、常に増えつづける組合員数。
 福祉保育労大阪地方本部を特徴づければ、以上のように表現できるのではないでしょうか。
 構成員に若ものが多く女性が多数をしめていることは、歴史を切りひらくエネルギーを秘めた労働組合であるということです。なぜなら、未来は青年のためにあり、新しい生命は女性が生み、男女で育て愛しむものであるからです。
 しかし、21世紀初頭の今日、「洋々と未来が開かれている」と必ずしも思えるような状況にはありません。多くの労働者が失業の不安におびえ、街には寒々とホームレスがふえ、高齢者は医療改悪や年金改悪で生活をつつましい限りに生きています。
 これらのことは、長年にわたり国民生活を置き去りにする一方で、大企業の利益を軸にしてきた政治の結果です。03年春は、私たちにもっとも身近な政治である統一地方選挙の年です。この選挙戦で、政治を変えて生活を守る第一歩としていこうではありませんか。