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4.12みどうすじ 総行動
 
○集合時間 4月12日(金) 午後1時30分
○集合場所 大阪市役所前「女神像」
○デモコース 淀屋橋―北御堂―南御堂―ナンバ・府立体育館
どなたでも参加できます!
 
1. 4・12国民総行動の位置付けと目標
(1)生活や雇用不安に苦しみながらも「改革のためなら少々の痛みは我慢しよう」と小泉内閣を支持してきた国民の多くがいま、NGO排除問題での田中外相の更迭、鈴木宗男疑惑や加藤紘一疑惑をきっかけに急速に小泉批判を強めています。時事通信社が2月中旬にまとめた世論調査結果でも、2月の小泉内閣支持率は46.5%(1月より21.3ポイント低下)に急落し、「有事法制」整備も「慎重に検討すべきだ」が47.0%と「賛成」24.2%、「反対」12.2%を上回っています。
これらは、単なる田中外相問題での批判にとどまらず、失業、企業倒産の急増、首切りリストラ、不況・経営危機、賃下げなど小泉内閣発足以来の国民生活の危機が、重要な背景となっていることは明らかです。

(2)しかし、一方で小泉内閣は、3月1日に医療保険制度改悪法案の国会提出を強行しました。健保本人負担の2割から3割への引き上げをはじめ「高所得」高齢者の自己負担の1割から2割への引き上げ、政管健保の保険料の引き上げとボーナスも保険料対象とする総報酬制の導入など、徹底的に労働者・国民への負担を強化し、「痛み」を押しつけようというものです。医療制度改悪に対し大阪労連、大阪社保協が取り組んだ署名ハガキは3月5日現在、7859通、26806筆が返送され、大きな反響を生んでいます。

(3)このようなもとで全労連は「医療改悪反対、雇用、くらし、いのちを守る4.12国民総行動」に、すべての組合がストライキや休暇闘争、時間内外の職場集会などの多様な形態で立ち上がろうと呼びかけています。同時に、中小企業、農民、医療関係者など広範な民主団体・国民が「ストップ!医療改悪」「雇用、くらし、いのちを守ろう」の要求で一致して、地方・地域での無数の共同行動を展開しようと呼びかけています。いまこそ、国民の中に渦巻いている怒りや不満を組織し、小泉内閣を退陣においこむような国民的な運動を展開することが求められています。

2. 福祉保育労スローガン(案)
○ ストップ!医療改悪、ストップ!福祉の営利事業化
○ 小泉内閣打倒、雇用、くらし、いのちを守ろう
○ 福祉労働者の増員と短縮、賃上げを
○ 有事法制反対、憲法9条を守ろう